2.1 動功1

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動功には色々な動く動作があります。
激しい動作もあるし、静かなゆったりとした動作もあります。

太極拳、少林拳とは呼吸の仕方、意識の持ち方が違います。
多くの気功の動作では「意守」することが大事です。「意守」とは意識を体の特定の場所に集中することです。
ほとんどの気功動作では頭の中の「泥丸宮」(俗に「第3の目」といわれる場所。視床下部あたり)を「意守」しながら呼吸と動作をします。

「意守」がなければただの普通の運動です。「意守」のあるなしで効果は全然違います。
気功法の練習の真髄は実際は「意守」です。


1.スワイショウ
 伝説によるとスワイショウは中国古代の武術流派の秘伝といわれています。
単純な動作を繰り返し練習し続けることで健康になる方法です。簡単なので民間に広まっています。
3種類を紹介します。

1.1 前スワイショウ
 体から邪気を出す方法。瀉法とも言われます。
※功法紹介で「セイシュ」として載せている方法。本では「セイシュ1」と紹介されています。

1.2 後スワイショウ
 外から良い気が体まで入ってくる方法。補法とも言われます。
※本では「セイシュ2」と紹介されています。

1.3 左右旋転スワイショウ
 「瀉」、「補」の両者のバランスをとる方法。


2.大乗八宝金剛禅
  背骨運動の繰り返しにより、体の内気を上、下、左、右、内、外、前後と運行させます。中国の専門用語では「昇」「降」「開」「合」とも言われます。外気が集まりやすい方法です。
※本では大乗金剛功と紹介されています。


3.鶴形功
  「鶴が水を飲む」動作を真似する気功法です。深い逆腹式呼吸が特長です。
 体の経絡呼吸の代表的な気功法です。




  → 動功2へ続く


2007.1.9 記 

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