2.3 タントウ

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<タントウ(站椿)>

 タントウというのは、ある姿勢で長い時間そのまま立つにより、外から新しい気を取り入れ、体の内側の気を充実させるための訓練法です。手の位置や形と、意守の仕方を変えることにより」気を溜める場所や体の内側の気の流れを変えることができます。
 自然呼吸からほとんど息をしない状態、胎児に戻ったような「胎式呼吸」になると最高です。
 タントウ法が正しいかどうかのポイントは膝、仙骨、首と体の前後の重力の関係です。


1.三円式タントウ法
  ほとんどの気功の基礎訓練法です。初心者にとって気を感じやすい方法です。
  初級気功です。


2.天地人タントウ法
  中級のタントウ法です。姿勢、立ち方によって上からの「天の気」、下からの地の気」をつなげ、
体を通って天・地・人になります。


3.一指禅タントウ法
  上級の気功法で厳しさがあります。三円式、天地人タントウ法以上を練習した方にお勧めです。
指の動きによって体の内気や指のパワーが強くなります。そして、本物の手印となります。自分自身の健康と治療もできます。また他人に対する治療能力も上がってきます。


4.剣指法タントウ
  上級の気功法です。気功による治療能力をほしい方のための気功法です。
初級、中級の気功訓練をしてない方には無理です。とても厳しい気功訓練法です。
上体を低くし、時間も長いタントウ法です。もともと体が弱い方や病気を持つ方にはお勧めしません。


5.五爪金竜タントウ
  強壮のためのタントウ法です。背骨の整体と調整の作用があります。
※昔、中国のお坊さんで「金剛体」になりたいと望んだ多数の方がこのタントウ法を修練しています。
 今の現代人は元の自分の立ち方をもう忘れてるかもしれませんが、特にこのタントウ法はとても重要だと思います。


6.単腿合十タントウ法
  足一本で行う超高級タントウ法です。両足で行うタントウ法が物足りない方にお勧めです。体の重心、重力を全部一本足にかけます。そのためとても厳しいと思います。それでも、修得できる外気の量と質は強いです。
※昔の中国の若いお坊さんの特訓法のひとつです。


7.単腿逆立ち抱球タントウ法
  これまでのものよりさらに強くて厳しいタントウの特訓法です。
  気功の達人の修練法です。三禁(酒、タバコ、セックス)以上が重要です。



  → 「静功」へ続く


2007.5.6 記 

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